【LINE Pay】自動車税の納付でクレジットカードポイント還元を受けつつ、手数料無料にする方法
5月の自動車税の納付の時期って嫌ですよね…自動車を持っている方は、私と同じような気持ちでいる方も多いと思います。
毎年自分が手軽に決済できる方法の中から、最も自動車税をお得に支払う術を探しているのですが、今回 “手数料を抑えつつクレジットカードのポイント還元を受ける方法” をみつけましたので、共有したいと思います。
結論から言うと…
“LINE Payのチャージ&ペイ” 機能で納付する
になります。納付までの具体的な設定方法はもちろん、普通にクレジットカード納付やPayPay残高払いをしてはいけない理由についても解説してきます。
実質、手数料無料でクレジットカード支払いをする方法になります!
LINE Payのチャージ&ペイ機能で納付する
それでは早速解説していきます。
LINE Payのチャージ&ペイ機能とは?
LINE Payのチャージ&ペイ機能とは、簡単に言うと “お支払いのタイミングで、クレジットカードからLINE Payへ即チャージ⇒即お支払い” ができる機能です。
簡単に言うと事前チャージが不要で、LINE Pay を経由してクレジットカード支払いができる機能ということですね。
LINE Payのチャージ&ペイ機能を利用する条件
チャージ&ペイ機能を利用するには、対象のクレジットカードの登録が必要です。
- Visa LINE Payクレジットカード
- 三井住友カードが発行するVisaブランドのクレジットカード
Visa LINE Payクレジットカードは、ポイント還元率が驚異の2%(2022年4月で終了、現在は1%還元)で有名なカードですね。テレビCMでも取り上げられており、知名度は高いと思います。
三井住友カードが発行するVisaブランドのクレジットカードとして、最近有名なのが “三井住友カード(NL)” または “三井住友カードゴールド(NL)” ではないでしょうか?
三井住友カード(NL)でもMastercardはNGです。有効なのはVisaだけなのでご注意を。
LINE Payを使うとお得に自動車税が納付できる理由は?
後述しますが、クレジットカードで自動車税の納付をするとクレジットカードポイント還元は受けられる一方で、支払い手数料がかかってしまう分だけ損します。
LINE Pay チャージ&ペイ⇒請求書支払いを利用することで “支払い手数料を無料にするだけでなく、ポイント還元まで受けることができます“。
- 税金・公金の請求書支払いは1回あたり30万円、その他のお支払いは49,999円までご利用可能
- 税金・公金・保険において、1回あたりのお支払いにつき5万円を超える分はポイント対象外です。
- ポイント還元やお支払いの上限は、1回あたりのお支払いのみ適用され、1ヶ月あたりの上限はない。
- Visa LINE Payクレジットカードの請求書支払いでは0.5%のLINEポイントが還元
- 三井住友カードが発行するVisaブランドのクレジットカードの請求書支払いでは0.5%Vポイントが還元
- 「LINE Pay 請求書支払い」のサービスによる自動車税の支払いは手数料無料
- 支払いをした後はキャンセルができない
どちらのカードでも還元されるポイント倍率は0.5%なので、納付額に対する獲得ポイントは次の通り。
自動車税の納付額 | 獲得ポイント |
---|---|
5,000円 | 25pt |
10,000円 | 50pt |
15,000円 | 75pt |
20,000円 | 100pt |
25,000円 | 125pt |
30,000円 | 150pt |
35,000円 | 175pt |
40,000円 | 200pt |
45,000円 | 225pt |
50,000円 | 250pt |
還元されるポイントは微々たるものですが、塵も積もれば山となるということで…
何もポイント還元が生まれない現金支払いはしたくないし、かといって手数料がかかるクレジットカード支払いもしたくない。LINE Pay は、そんな方におすすめの支払い方法になります。
三井住友カードゴールド(NL)では年間100万円利用に含まれる
もし、本記事を読んでいる方の中で、三井住友カードゴールド(NL)の年間100万円利用(いわゆる100万円修行)を目指している方がいらっしゃれば朗報です。
“LINE Payによる自動車税の納付は年間100万円利用の対象となっている” ので、少しでも三井住友カードゴールド(NL)の利用残高を増やしたいという方にとってはお得な情報になります。
年間100万円利用の対象となるお支払い方法、および対象外のお支払い方法は次の通り。
自動車税の納付は、自分の自動車税だけでなく、家族の自動車税を代わりに納付しても問題ありません。
もし、家族の中で元々現金で支払おうとしてた!という方がいれば、”その代わりとしてLINE Pay で自動車税を納付することでポイント還元は受けられるし、年間100万円利用の残高を増やすことができます“。
また、三井住友カードゴールド(NL)は年間100万円の利用達成で10,000ポイントが付与されますので、ポイント還元率0.5%⇒1.5%の高還元クレジットカードに化けます。
年間100万円利用で、年会費(税込5,500円)も無料になります
LINE Pay 自動車税の納付までの具体的な手順
それでは、LINE Pay 自動車税の納付までの具体的な手順を紹介していきます。
- LINEアプリ&アカウント
- 自動車税の支払い通知書
- Visa LINE Payクレジットカード または 三井住友カードが発行するVisaブランドのクレジットカード
私はVisaブランドの三井住友カードゴールド(NL)を保有していたので、実際にLINE Pay から自動車税の支払いを行いましたのでその手順を画像付きで紹介します。
LINE Pay にクレジットカード登録
まずはクレジットカード登録をします。LINEアプリを起動し、右下の「ウォレット」⇒上部の「・・・」をタップします。
そのあと下にスクロールすると「クレジットカードの登録」があるので、タッチ⇒ お手持ちの”Visa LINE Payクレジットカード” または “三井住友カードが発行するVisaブランドのクレジットカード” を登録します。
無事に登録が完了すると次の画面になり、これでLINE Payのチャージ&ペイの準備が完了しました。
LINE Pay請求書払いから自動車税の納付をする
さぁいよいよ自動車税の納付です(ここまでくれば一瞬で支払いが完了します)。
右下の「ウォレット」⇒上部の「・・・」をタッチし、今度は「コードリーダー」または「請求書支払い」をクリックします。
コードリーダーが立ち上がるので、自動車税の納付書に記載されているバーコードを読み取ります。
すると、次のような画面に切り替わるので「支払先と金額を確認しました」の欄とその下の「支払う」をタップします。
LINE Pay決済を行ってくださいと表示されるので「続ける」をタップ、お支払い方法を「三井住友カード(NL)ゴールド」を選択し、画面下の「〇〇円を支払う」をタッチします。
以下の通り表示されれば、無事にお支払い自動車税の納付が完了となります!
LINE Payトップページより「請求書支払い」をタッチすると、支払い履歴が確認できます。
これでLINE Payのチャージ&ペイを利用した、自動車税の支払いが完了となります。
結構簡単じゃないですか!
ここまでのLINE Payの請求書支払い方法について、動画での案内がありますのでご確認ください。
PayPay残高払いやクレジットカード納付ではダメ?
次は質問されそうな「PayPay残高払い」「クレジットカード納付」について簡単に解説します。
PayPay残高払いによるポイント付与は無くなった
昨年の自動車税の納付においてはPayPay残高払いがとても優秀で、手数料無料かつ最大1.5%のPayPay付与が受けられました。
しかし、2022年3月31日以降は自動車税の支払いをPayPay残高で行っても “PayPayステップの達成条件(決済回数・決済金額)にカウントされるだけで、ポイント付与の対象から除外されました“。
つまり…PayPayステップを上限まで達成していたとしても、ポイント付与は0です。
実は私は毎月、PayPayステップを全達成をしています。
達成していて感じるのが「300円以上のお支払い30回以上かつ5万円以上達成」の “300円以上のお支払い30回以上” この部分が非常に厳しいです。
ということで、今年からはPayPay残高での自動車税の納付はスキップです。
クレジットカード納付では手数料分損をする
昨今のキャッシュレス決済推進に伴い、クレジットカードで自動車税の納付ができる都道府県が増えました。
しかし、”忘れてはいけないのがクレジットカード支払いに伴う手数料の発生” です。
例として、千葉県の「インターネットを利用した千葉県税のクレジットカード納付について」に掲載されている、納付金額別の決済手数料を紹介します。
都道府県ごとに手数料に差はあるかと思いますが、仮に34,500円の自動車税をポイント還元率が1%のクレジットカードで納付した場合の損益を見てみましょう。
- ポイント還元:345P(34,500円×0.01)
- 手数料:284円(納付額34,500円のため)
- 損益:61ポイント得をする(345-284)
この例では何とか損益がプラスになりました。
しかし、自動車税の納付額が15,500円の場合等、”手数料>ポイント還元となり、損をしてしまう例もあります” 。
手続きも簡単で、手数料も発生しないLINE Payのチャージ&ペイ機能の利用をおすすめします。
よくある質問
その他、聞かれそうな質問をいくつか挙げておきます。
今からクレジットカードを新規発行しても間に合う?
もし、本記事を読んでいる方の中で、LINE Payのチャージ&ペイ機能で自動車税の納付がしたいという方がいらっしゃれば “三井住友カード(NL)であれば、自動車税の締め切り3日前であれば十分間に合います“。
Visa LINE Payクレジットカードは、インターネットで申し込み・引き落とし口座設定をしたとしても、新規発行までに1週間以上はかかってしまいます。さらに、引き落とし口座設定を郵送にすると使える状態になるまでに少なくとも2~3週間かかります。
三井住友カード(NL)をおすすめする理由
これに対し、三井住友カード(NL)は即時発行による手続きを行うことで、”最短5分でクレジットカードの新規発行手続きが完了し、使えるようになります“。
しかも、2022年6月30日までであれば「最大10,000円相当のVポイントプレゼントキャンペーン」も開催されているため、さらにお得です。
三井住友カード(NL)であれば、年会費は無料です。
もし今後、SBI証券の投資信託でクレジットカード積立投資をしようと考えている場合、このカードが必須となりますので発行しておいて損することは無いと思います。
即時発行と言ってもトラブルが発生して支払えないこともあるかもしれないので、最低3日は欲しいですね。
ハピタスを経由してクレジットカードを発行するとさらにお得
次にハピタスを経由して、三井住友カード(NL)を行うとさらにお得になります。
少し手間かかってしまいますが、ハピタスを経由することで三井住友カード(NL)であれば、なんと6000pt還元(=6000円相当)。三井住友カードゴールド(NL)であれば6500pt還元(=6500円相当)されるので、是非やってみてください!
手順としては以下の4ステップ。
- ハピタスにログイン
- 検索窓から “三井住友カード” と入力
- 表示された “三井住友カード(NL)” から “ポイントを貯める” をクリック
- 後は画面の案内に従ってクレジットカードを発行手続きを行う
ちなみに、もしこの記事を読んでいる方の中で、ハピタスへの登録がまだだよ!という方がいましたら、是非この機会にハピタスへの会員登録をしちゃいましょう!
今後、楽天市場やYahoo!ショッピング等で商品を購入する際、ハピタスを経由するだけでポイントが貰えますので、会員登録しておいて損は無いと思います。
ハピタスを経由するのが面倒!という方
もし、ハピタスを経由してクレジットカードを新規発行するのが面倒だよ!という方は、下記より新規発行手続きすることをおすすめします。
時期によっては、ハピタスを経由するよりも還元率は落ちますが、先程紹介した最大10,000円相当のプレゼントキャンペーンに加え、紹介特典として2,000円相当のVポイントが貰えます(三井住友カード プラチナの場合は10,000円相当)。
高額な自動車税の納付をお得なキャンペーンを活用することで、少しでも緩和しましょう!
他におすすめの納付方法は?
今回は、LINE Pay × Visa LINE Payクレジットカードまたは、三井住友カードが発行するVisaブランドのクレジットカードに絞って紹介してきましたが、他にもいくつかおすすめの納付方法は存在します。
支払い方法 | 手数料 | ポイント還元率 | 注意事項 |
---|---|---|---|
au Pay × au Payカード au Pay × au Pay ゴールドカード | 無料 無料 | 1.5%+抽選で1,000pt 2.5%+抽選で1,000pt | au Payカード⇒au Pay残高チャージ&請求書支払いで1.5% au Payカード⇒au Pay残高チャージ&請求書支払いで2.5% さらに、2022年5月1日~31日の間、抽選で1,000Pontaポイントプレゼント |
FamiPay × ファミマTカード | 無料 | 0.5%+ 抽選で最大2,000pt | ファミマTカード(JCB)⇒FamiPayチャージで0.5%ポイント還元 2022年5月1日~6月30日の間、抽選で最大2,000円相当のFamiPayボーナス還元 |
WAON × イオンカード | 無料 | 0.5% | イオンカード⇒WAONチャージで0.5%ポイント還元 |
nanaco × セブンカード・プラス | 無料 | 0.5% | セブンカード・プラス⇒nanacoチャージで0.5%ポイント還元 |
ペイジー | 無料 | 0% | 2022年4月1日~7月2日の間、最大10,000円の現金または選べるe-GIFTが抽選で当たる |
au Pay × au Payカード(またはau Pay ゴールドカード)は手数料無料、ポイント還元率も高く、抽選で1,000Pontaポイントプレゼントキャンペーンも開催されているため、かなりお得な支払い方法を言えます。
しかし、デメリットとしては “自動車税の請求書支払いができる自治体が少ないこと” です。
もし、au Payで自動車税の支払いが可能な自治体に住んでおり、au Payカード(またはau Payカードゴールド)をお持ちの方であれば、今回紹介した “LINE Pay × Visa LINE Payクレジットカード(または三井住友カードが発行するVisaブランドのクレジットカード)よりもお得に支払いができます。
まとめ
自動車税の納付でクレジットカードポイント還元を受けつつ、手数料無料にする方法を解説しました。
その方法とは…
“LINE Payのチャージ&ペイ” 機能で納付する
LINE Payのチャージ&ペイ機能を利用するには対象のクレジットカードが必要となります。
- Visa LINE Payクレジットカード
- 三井住友カードが発行するVisaブランドのクレジットカード
LINE Payのチャージ&ペイ機能による請求書支払いのメリット・注意点は次の通り。
- 税金・公金の請求書支払いは1回あたり30万円、その他のお支払いは49,999円までご利用可能
- 税金・公金・保険において、1回あたりのお支払いにつき5万円を超える分はポイント対象外です。
- ポイント還元やお支払いの上限は、1回あたりのお支払いのみ適用され、1ヶ月あたりの上限はない。
- Visa LINE Payクレジットカードのチャージ&ペイではLINEポイントが還元
- 三井住友カードが発行するVisaブランドのクレジットカードのチャージ&ペイではVポイントが還元
- 三井住友カードゴールド(NL)では年間100万円利用に含まれる
- 「LINE Pay 請求書支払い」のサービスによる自動車税の支払いは手数料無料
- 支払いをした後はキャンセルができない
LINE Pay 自動車税の納付までの具体的な手順はたったの2ステップでとても簡単です。
私も実際にこの支払方法を利用して、お得に自動車税の納付ができました!
もし、現時点で「Visa LINE Payクレジットカード」または「三井住友カードが発行するVisaブランドのクレジットカード」をお持ちでない方は、“三井住友カード (NL) であれば、自動車税の締め切り3日前であれば十分間に合います“。
ハピタスを経由してクレジットカードを発行するとさらにお得なので、この機会に新規発行を検討してみてはいかがでしょうか?
本記事が皆様の節約・貯金に貢献できれば幸いです!
それではー。
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