【固定費削減】楽天でんきの電気料金大幅値上げ!他社に切り替えるべきか検討してみた【楽天経済圏】
楽天サービスの改悪が止まりません。
先月、2022年3月30日に楽天でんき(楽天エナジー株式会社)の電気料金改定のお知らせが飛び込んできました。
平素より、「楽天でんき」をご利用いただき、誠にありがとうございます。楽天エナジー株式会社(以下「楽天エナジー」)は、この度、「楽天でんき」の料金改定および燃料費調整制度の上限価格撤廃を実施させていただきますので、お知らせいたします。
昨今のロシアによるウクライナ侵攻等の国際情勢の急激な変化により国際的に燃料価格が高騰し、これにより、調達先の一つである日本卸電力取引所の取引価格が昨年比2.7倍となるなど、電力調達価格も高騰し続けております。楽天エナジーでは、これまで経費削減の徹底や電力調達先の見直しを行うなど、お客様に対し低廉な電力供給ができるよう努めてまいりましたが、企業努力のみでは電力調達価格の高騰に対応することが極めて困難な状況に至っていることから、やむを得ず「楽天でんき」の料金改定(地域により+4.3%〜+14.0%)および燃料費調整制度の上限価格撤廃を2022年6月1日(水)より実施させていただきます。
なお、今後、電力市場を取り巻く情勢が落ち着き次第、改めて料金の見直しを行う予定です。引き続き、お客様には安心して「楽天でんき」をご利用いただけるよう、更なるサービス品質向上とコスト削減に努めてまいりますので、何卒ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
出典:楽天エナジー
これは楽天モバイルの大幅な赤字計上の影響というよりは、昨今の様々な社会的情勢も大きく影響しているからですね。
- ウクライナ侵攻によって燃料価格が高騰している!
- 企業努力で何とか値上げしないようにしたいんだけど無理そう…
- 大変申し訳ないけど2022年6月1日(水)から「楽天でんき」値上げさせてもらいます!
- 地域によって差はあるけど “+4.3%~+14.0%“値上げする
- 今後情勢が落ち着いたらまた料金の見直しするからちょっと待ってね
簡単に要約するとこんな感じです
本記事では…以下の疑問にお答えする内容となっています。
- 楽天でんき改悪内容を確認
- そもそも電気料金ってどうやって決めるの?
- 楽天でんきのメリット・デメリット
- 電気料金の改定前後における料金シミュレーション
- 楽天でんきが改悪しても、使い続けるべきか?
この内容で見ていきたいと思います。
結論から言うと “今回の楽天でんきの改悪の影響は著しく、他社への切り替えるべき!” となりました。
なぜ、そのような考えに至ったのか…楽天でんきと改悪内容やメリット・デメリットを踏まえつつ、一緒に見ていきましょう!
楽天でんき改悪内容を確認
今回の楽天でんきの改悪内容は大きく分けると2つに分類されます。
ついでに、これらの改悪がいつから適応されるのかも一緒に見ていきましょう。
- 電気料金改定
- 燃料費調整制度の上限価格撤廃
- 適応時期について
順番に見ていきましょう!
電気料金改定の内容
まずは、今回の楽天でんきの電気料金改定を発表内容を確認しましょう。
- プランS
- プランM
この表から読み取れることは次の通り。
- 基本料金が0円で変更なし
- 従量料金が大幅に値上げする
- 沖縄電力株式会社が+4.4%と値上げ幅はわずか
- 北海道電力:+14.0%、関西電力:+13.3%と大幅値上げ
- その他の地域も平均+10%程度の値上げとなっている
- 楽天ポイントのポイント還元率の変更はなし
公式の発表では “+4.3%~+14.0%” と値上げ幅に差がありましたが、実態としては全体的に “10%以上の大幅値上げ” と思っておいた方が良いと思います。
一時的な値上げするという発表で、情勢が落ち着き次第料金の見直しをするということですが、いつ改定されるのかも…値上げ前の料金まで戻るのかという保証もないのは辛いところですね。
燃料費調整制度の上限価格撤廃
次に、燃料費調整制度の上限価格撤廃に関する内容を確認しましょう。
- プランS
- プランM
- 動力プラン
「北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力」では、燃料費調整制度の上限価格撤廃に伴い、料金改定の影響を受けます。
ん?そもそも燃料費調整制度って何?
先程の従量料金の値上げ程のインパクトはありませんが、こちらも値上げに繋がるということも知っておいて良いでしょう。
適応時期について
今回の楽天でんきの改定内容である “料金改定および燃料費調整制度の上限価格撤廃は2022年6月1日(水)より開始” されます。
- 継続利用し続ける場合は5月~6月をまたぐ分は旧料金プランが適応
- 5月までは旧料金プラン、6月で解約する場合は解約日まで新料金プランが適応
上記2点については知っておきましょう。
そもそも電気料金ってどうやって決まるの?
電気料金は「基本料金」+「従量料金」+「燃料費調整額」+「再生可能エネルギー発電促進賦課金」この4項目の合計額で料金が決まります。
図で表すとこんな感じです
- 基本料金:0円
- 従量料金:大幅値上げ
- 燃料費調整額:一部地域値上げ
- 再生可能エネルギー発電促進賦課金:どこも基本的に同じ
後述しますが、楽天でんきの大きなメリットとして “基本料金0円” が挙げられます。
となると楽天でんきは、電気料金の大半が「従量料金」で決まることがお分かりいただけるかと思います。
今回はここが大幅値上げをしてしまったということになります。
楽天でんきのメリット・デメリット
まずは、楽天でんきのメリットとデメリットを見ていきましょう。
順番に解説していきますね!
メリット1:基本料金が0円
先程少し触れましたが、基本料金が0円は大きなメリットです。
例えば、東京電力の基本料金は以下の通り。
使用する電気料金がどれだけ少なくとも、契約しているだけで絶対に料金を支払う必要があります。
その分、従量料金が段階性となっており、電気使用量が少ない場合(120kWhまで)は従量料金は安く設定されています。
こちらの表でわかる通り、第1段階の料金設定は1kWhあたり19円88銭と比較的安い料金です。
しかし後ほどシミュレーション結果を示しますが、残念ながら “いかに電気料金を安く抑えても基本料金の影響が大きく、基本料金0円のプランの方が安い” ことがわかります。
そう考えると、やはり楽天でんきの基本料金0円は魅力です。
メリット2:楽天ポイントが貯まる
楽天と言えば、楽天ポイントですよね。
楽天でんき単体では “200円につき1ポイント” であり、ポイント進呈率は0.5%と少し見落とししますが、でんきとガスのセットで契約すると “100円につき1ポイント” とポイント進呈率1%と魅力的になります。
楽天カードで支払うと、さらに”100円につき1ポイント” 貰えるため、より魅力的です。
実際は後述する期間限定ポイントを使っている人が多いと思う
メリット3:期間限定ポイントが使える
楽天でんきのお支払いに、楽天ポイントを使うことができます。
しかも支払いには “期間限定ポイントを優先的に使ってくれる” ため、大量に期間限定ポイントを貰えたのは良いけど、全部使い切れないよ!という方におすすめです。
期間限定ポイントを使うことで先述した「楽天カードで電気料金を支払うことで、100円につき1ポイント」の進呈は受けられません。
しかし、個人的には1%のポイント進呈を取りこぼすことよりも、期間限定ポイントを消滅させてしまう方が悲しいと思いますので積極的に楽天でんきのお支払いに期間限定ポイントを使っていきましょう。
メリット4:ご利用特典が貰える
楽天でんき、楽天ガスの利用特典として、クーポンや各種サービスを特別に利用できます。
ただし特典内容は微妙であり、私は一度もこの特典を使ったことがありません。
使えたらラッキー!程度に考えましょう
メリット5:電気使用量・料金グラフが見やすい
楽天エナジーのマイページ より “毎月の電気使用量や電気料金のグラフを経時的に見ることができます” 。
これは、実際に私が楽天でんきを利用している電気使用量と電気料金のグラフになります。
結構見やすくていい感じですよね!
このように “時間別“、”日別“、”月別“、”料金別” といった感じで、見直すことができるのは嬉しいですね。
- 毎月の電気料金がすぐに確認できる
- 今月は電気の使い過ぎかなぁ…と振り返ることができる
- 家計簿をつけるのが苦手な方にはおすすめ
- 電気料金を見直す時に役に立つ
デメリット1:料金改定後は電気料金が割高
次にデメリットを見ていきましょう。
これについては後述するシミュレーションで詳しく説明しますが、”楽天でんきの電気料金改定により、東京電力よりも割高です“。
具体的なシミュレーションを一緒に見ていきましょう。
電気料金の改定前後における料金シミュレーション
先程の旧料金、新料金プランの表を見ても、具体的な金額が出てこないのでいまいちピンとこない方もいると思います。
なのでここで “電気料金の改定前後における料金シミュレーション” をしてみたいと思います。
条件は以下のように設定しました。
- 電力エリア:各地域
- 電気使用量:100,200,300,400(/kWh)の4段階
- 契約種別:プランS(※)
- 契約容量:40A
- 電気使用料金のみの試算結果
- 燃料費調整額・再エネ発電促進賦課金を除く
- 楽天ポイントの進呈額を除く
それでは見ていきましょう!
供給エリア | 100kWh (改定前) | 100kWh (改定後) | 200kWh (改定前) | 200kWh (改定後) | 300kWh (改定前) | 300kWh (改定後) | 400kWh (改定前) | 400kWh (改定後) | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北海道電力株式会社 | 3,000円 | 3,420円 | 6,000円 | 6,840円 | 9,000円 | 10,260円 | 12,000円 | 13,680円 | |||
東北電力株式会社 | 2,650円 | 2,880円 | 5,300円 | 5,760円 | 7,950円 | 8,640円 | 10,600円 | 11,520円 | |||
東京電力株式会社 | 2,650円 | 2,945円 | 5,300円 | 5,890円 | 7,950円 | 8,835円 | 10,600円 | 11,780円 | |||
中部電力株式会社 | 2,650円 | 2,930円 | 5,300円 | 5,860円 | 7,950円 | 8,790円 | 10,600円 | 11,720円 | |||
北陸電力株式会社 | 2,200円 | 2,480円 | 4,400円 | 4,960円 | 6,600円 | 7,440円 | 8,800円 | 9,920円 | |||
関西電力株式会社 | 2,250円 | 2,550円 | 4,500円 | 5,100円 | 6,750円 | 7,650円 | 9,000円 | 10,200円 | |||
中国電力株式会社 | 2,450円 | 2,660円 | 4,900円 | 5,320円 | 7,350円 | 7,980円 | 9,800円 | 10,640円 | |||
四国電力株式会社 | 2,450円 | 2,690円 | 4,900円 | 5,380円 | 7,350円 | 8,070円 | 9,800円 | 10,760円 | |||
九州電力株式会社 | 2,350円 | 2,637円 | 4,700円 | 5,274円 | 7,050円 | 7,911円 | 9,400円 | 10,548円 | |||
沖縄電力株式会社 | 2,700円 | 2,820円 | 5,400円 | 5,640円 | 8,100円 | 8,460円 | 11,280円 | 10,800円 |
従量料金が大幅に値上げしたため、電気を使えば使うほど…改定前と改定後の電気料金差が大きくなっていくのがわかると思います。
しかし、これだけでは他社と比較してどれくらい高いのかがわかりませんよね。
そこで次は “東京電力パワーグリッド株式会社(以下、東京電力)との楽天でんきの新プランとの料金比較” を行っていきたいと思います。
東京電力よりも高かったら新電力に変更した意味が無いですからね
楽天でんき VS 東京電力 のシミュレーション結果
- 電力エリア:東京電力(従量電灯B相当)
- 電気使用量:100,150,200,250,300,350,400(/kWh)
- 契約種別:プランS
- 契約容量:40A
- 電気使用料金のみの試算結果
- 燃料費調整額・再エネ発電促進賦課金を除く
- 楽天ポイントの進呈額を除く
30A | 100kWh | 150kWh | 200kWh | 250kWh | 300kWh | 350kWh | 400kWh |
---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天でんき(改定前) | 2,650円 | 3,975円 | 5,300円 | 6,625円 | 7,950円 | 9,275円 | 10,600円 |
楽天でんき(改定後) | 2,945円 | 4,417円 | 5,890円 | 7,362円 | 8,835円 | 10,307円 | 11,780円 |
東京電力 | 2,846円 | 4,038円 | 5,362円 | 6,686円 | 8,010円 | 9,538円 | 11,067円 |
40A | 100kWh | 150kWh | 200kWh | 250kWh | 300kWh | 350kWh | 400kWh |
---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天でんき(改定前) | 2,650円 | 3,975円 | 5,300円 | 6,625円 | 7,950円 | 9,275円 | 10,600円 |
楽天でんき(改定後) | 2,945円 | 4,417円 | 5,890円 | 7,362円 | 8,835円 | 10,307円 | 11,780円 |
東京電力 | 3,132円 | 4,324円 | 5,648円 | 6,972円 | 8,296円 | 9,824円 | 11,353円 |
50A | 100kWh | 150kWh | 200kWh | 250kWh | 300kWh | 350kWh | 400kWh |
---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天でんき(改定前) | 2,650円 | 3,975円 | 5,300円 | 6,625円 | 7,950円 | 9,275円 | 10,600円 |
楽天でんき(改定後) | 2,945円 | 4,417円 | 5,890円 | 7,362円 | 8,835円 | 10,307円 | 11,780円 |
東京電力 | 3,418円 | 4,610円 | 5,934円 | 7,258円 | 8,582円 | 10,110円 | 11,639円 |
グラフでみる料金比較
グラフで見るとわかりやすいと思います。
特に30Aと40Aでは楽天でんきのグラフが上にある(=割高)ことがよくわかりますね!
楽天でんき(改定後)と東京電力の差額
東京電力との差額 | 100kWh | 150kWh | 200kWh | 250kWh | 300kWh | 350kWh | 400kWh |
---|---|---|---|---|---|---|---|
30A | +99円 | +379円 | +528円 | +676円 | +825円 | +769円 | +713円 |
40A | -187円 | +93円 | +242円 | +390円 | +539円 | +483円 | +427円 |
50A | -473円 | -193円 | -44円 | +104円 | +253円 | +197円 | +141円 |
- 青色の下線は “楽天でんきの方が電気料金が安い”
- オレンジ色の下線は “東京電力の方が電気料金が安い“
- 30Aで契約している場合、100kWhの使用料金でも楽天でんきの方が割高に
- 250kWhを過ぎた場合、どのアンペア契約でも楽天でんきは東京電力よりも割高
もし、ご自身の電気使用量を元に自分で計算してみたい!という方は “楽天でんきの新料金試算ツール” がありますので、是非活用してみてください。
進呈される楽天ポイントを含めたシミュレーション結果
次は、進呈される楽天ポイントを電気料金の値引きをして利用した場合のシミュレーションを見てみましょう。
- 電力エリア:東京電力(従量電灯B相当)
- 電気使用量:100,150,200,250,300,350,400(/kWh)
- 契約種別:プランS
- 契約容量:40A
- 電気使用料金のみの試算結果
- 燃料費調整額・再エネ発電促進賦課金を除く
- 楽天ポイントの進呈額(200円で1ポイント)を電気料金値引きとして考慮
- 楽天ガスとのセット(100円で1ポイント)もシミュレーションしてみます
ここはズバッと!差額だけをお示し致します。
楽天ポイントを考慮した楽天でんき(改定後)と東京電力の差額
東京電力との差額 | 100kWh | 150kWh | 200kWh | 250kWh | 300kWh | 350kWh | 400kWh |
---|---|---|---|---|---|---|---|
30A | +84円 | +357円 | +499円 | +639円 | +781円 | +717円 | +654円 |
40A | -202円 | +71円 | +213円 | +353円 | +495円 | +431円 | +368円 |
50A | -488円 | -215円 | -73円 | +67円 | +209円 | +145円 | +82円 |
楽天ガスとのセットにて進呈される楽天ポイントを含めた差額
東京電力との差額 | 100kWh | 150kWh | 200kWh | 250kWh | 300kWh | 350kWh | 400kWh |
---|---|---|---|---|---|---|---|
30A | +70円 | +335円 | +469円 | +602円 | +737円 | +666円 | +595円 |
40A | -216円 | +49円 | +183円 | +316円 | +451円 | +380円 | +309円 |
50A | -502円 | -237円 | -103円 | +30円 | +165円 | +94円 | +23円 |
- 青色の下線は “楽天でんきの方が電気料金が安い”
- オレンジ色の下線は “東京電力の方が電気料金が安い“
- 楽天ポイントを含めても、楽天でんきの方が高いという結果に
- 楽天でんき+楽天ガスの楽天ポイント進呈でも結果は変わらず
上記のシミュレーション結果により…
“楽天でんきは進呈される楽天ポイントを加味しても割高であり、他の新電力への切り替えを検討すべき“
という結論になりました。
楽天経済圏ユーザーとして楽天を応援したい気持ちはありますが、数値で割高と示されている以上…当サイトでは、楽天でんきを使い続ける必要はないと判断しました。
さよなら楽天でんき…
自分にあった電力会社を選ぶならエネチェンジがおすすめ!
もし、我が家にぴったりな電力会社を選ぶのが大変だし…自分で比較するのは面倒だよ!という方は、電力会社選びサポートの “エネチェンジ” がおすすめです。
- 現在お使いの電気料金または使用量を入力するだけで、節約額の大きいおすすめの電力会社を紹介
- 会員登録なしでもシミュレーション比較が利用可能
- エネチェンジ限定の特典が魅力的!
- 切り替え先候補の電力会社の詳細情報がわかりやすい
私も実際に “エネチェンジ” を利用して、切り替え先候補の検討を行いました。
会員登録しなくても1度、お住いの地域や電気使用量をサイトに入力すると、その情報は記憶・保持されているため、後日改めて電気料金を比較する際にとても便利です!
また、全ての電力会社ではありませんが “エネチェンジ限定特典として電気会社を切り替えると、ギフト券が貰えるキャンペーン” も実施しています。
ただ個人的には特典に惹かれて切り替えるというより、自分で色々と比較した上で、たまたま自分が切り替えたかった電力会社を選んでいたらエネチェンジ限定特典もあった!という感じが理想的だと思います。
1,000円のギフト券に惹かれて契約したけど、実は年間の電気料金が1,000円以上高かった!なんてことが無いように、まずは電気料金が安くなることに重きを置いて考えていきましょう!
まとめ
本記事では、以下の内容ついて解説しました。
- 楽天でんき改悪内容を確認
- そもそも電気料金ってどうやって決めるの?
- 楽天でんきのメリット・デメリット
- 電気料金の改定前後における料金シミュレーション
- 楽天でんきが改悪しても、使い続けるべきか?
料金改定後の楽天でんき VS 東京電力と題し、楽天ポイント進呈を値引きとして考慮したバージョン、考慮しなかったバージョンなど様々なシミュレーション結果をお示ししました。
〇 楽天でんき VS 東京電力(楽天ポイント値引きなし)
東京電力との差額 | 100kWh | 150kWh | 200kWh | 250kWh | 300kWh | 350kWh | 400kWh |
---|---|---|---|---|---|---|---|
30A | +99円 | +379円 | +528円 | +676円 | +825円 | +769円 | +713円 |
40A | -187円 | +93円 | +242円 | +390円 | +539円 | +483円 | +427円 |
50A | -473円 | -193円 | -44円 | +104円 | +253円 | +197円 | +141円 |
〇 楽天でんき VS 東京電力(楽天でんきのみ契約した場合)
東京電力との差額 | 100kWh | 150kWh | 200kWh | 250kWh | 300kWh | 350kWh | 400kWh |
---|---|---|---|---|---|---|---|
30A | +84円 | +357円 | +499円 | +639円 | +781円 | +717円 | +654円 |
40A | -202円 | +71円 | +213円 | +353円 | +495円 | +431円 | +368円 |
50A | -488円 | -215円 | -73円 | +67円 | +209円 | +145円 | +82円 |
〇 楽天でんき VS 東京電力(楽天でんき+楽天ガスを契約した場合)
東京電力との差額 | 100kWh | 150kWh | 200kWh | 250kWh | 300kWh | 350kWh | 400kWh |
---|---|---|---|---|---|---|---|
30A | +70円 | +335円 | +469円 | +602円 | +737円 | +666円 | +595円 |
40A | -216円 | +49円 | +183円 | +316円 | +451円 | +380円 | +309円 |
50A | -502円 | -237円 | -103円 | +30円 | +165円 | +94円 | +23円 |
- 青色の下線は “楽天でんきの方が電気料金が安い”
- オレンジ色の下線は “東京電力の方が電気料金が安い“
- 30Aで契約している場合、100kWhの使用料金でも楽天でんきの方が割高
- 250kWhを過ぎた場合、どのアンペア契約でも楽天でんきは東京電力よりも割高
- 楽天ポイントを含めても、楽天でんきの方が高いという結果に
- 楽天でんき+楽天ガスの楽天ポイント進呈でも結果は変わらず
これらのシミュレーション結果を踏まえると…
“楽天でんきは進呈される楽天ポイントを加味しても割高であり、他の新電力への切り替えを検討すべき“
という結論になりました。
今すぐ切り替えを検討したいところですが “他の新電力会社も同じように電気料金の改定を発表するかわかりません” 。
他の新電力会社の動向を見守りつつ、電気料金見直しに向けて行動していくのが良いと思います。
他の電力会社に切り替えたけど値上げされたら悲しいですよね
楽天でんきを使っている方々、楽天でんきが気になっていた!という方の参考になれば幸いです!
それではー。
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