【ポイ活必見】大和コネクト証券で手数料を抑えつつdポイントを現金化する具体的な方法
大和コネクト証券では、株や投資信託の売買に “dポイント” を利用することができます。
株購入時は “dポイント” を利用し、ポイントで購入した株を売却する際は “現金” として振り込まれるということになります。
はっ!dポイントを実質現金化できる!
このような発想に至るわけですね。
ただ、dポイントの現金化が本当に可能なのか…そして、手数料がかからないのか?など色々疑問が出てくると思います。
そこで本記事では “可能な限り手数料や株価の値動きを抑えつつ、dポイントを現金化する具体的な方法を紹介” していきます。
(結論) 大和コネクト証券でdポイントを現金化する方法
まずは結論からズバッ!と紹介しちゃいましょう。
- (結論1)『まいにち投信』の値動きの少ない国内債権ファンドをdポイントで購入→即売却
- (結論2)『まいにち投信』おすすめの銘柄は “eMAXIS Slim国内債券インデックス”
- 『ひな株投資』✕株のタイムセールはおすすめだが、激戦必須で厳しい
- 『ひな株投資』はポイントの現金化までの時間は短く済むが、スプレッドが実質約1%かかる
- 『ひな株USA』は株価・為替スプレッドともに高いため、現金化は論外
- dポイントは月30,000Pまで利用可能
少し時間がかかってもいいけど、可能な限りdポイントを目減りさせること無く、現金化したい!という方は “まいにち投信で値動きが少ない “eMAXIS Slim国内債券インデックス” を1日積立→dポイント利用→即売却” の流れがおすすめです。
実際の手順を画像付きで紹介していきますね!
大和コネクト証券の手数料体系
まずは大和コネクト証券の手数料体系を確認しておきましょう。
取引の種類 | 詳細 |
---|---|
現物取引 | 売買代金の0.033%(最大660円) |
ひな株 | 株価の0.5%相当×株数 |
ひな株USA (購入時) | 株価の0.7%相当 × 株数 ×(基準為替+30銭相当) |
ひな株USA (売却時) | 株価の0.7%相当 × 株数 ×(基準為替-30銭相当) |
まいにち投信 | 無料(解約時に基準価額に対して信託財産留保額(最大0.3%)が控除) |
投資信託 | 運用管理費用(信託報酬):最大2.09%(年率・税込) |
IPO | 無料 |
信用取引 | 売買代金の0.033%(最大330円)。 建株保有期間に応じた変動コストが発生。 配当金が発生時、入金/出金される |
実は意外と取引手数料がかかってしまうのが、大和コネクト証券の残念なところです。
楽天証券やSBI証券が最強すぎるのもありますが…
さて、本記事では手数料体系を愚痴るのではなく、dポイントを実質現金化するのが目的でしたね。
これらのサービスの中でdポイントが使えるサービスを洗い出してみましょう。
dポイントが使える取引の種類
- ひな株
- ひな株USA
- まいにち投信
dポイントが使えるのは上記取引のみとなります。
一般的な株の取引方法である “現物取引” や “投資信託” や “信用取引” ではdポイントを利用することができませんので、ご注意ください。
手数料無料クーポンが貰えるが、ひな株では使えない
大和コネクト証券では、現物取引や信用取引に使える手数料無料クーポンが毎月10枚も貰えます。
おっ!これ使えば手数料がかからずに現金化できるじゃん!
私も最初そう思っていましたが、こちらをご覧ください。
“この手数料無料クーポンはひな株の購入には使えません” と明記されているため、残念ながらこのクーポンはdポイントの実質現金化という観点からは無用の長物となってしまいます。
dポイントを現金化する3つの取引方法
さてここからはdポイント投資ができる対象取引を1つずつ確認していきます。
取引の種類 | おすすめ度 | 一言コメント |
---|---|---|
ひな株 | dポイント現金化に実質1%の手数料がかかる | |
ひな株USA | 株価・為替手数料がともに高いため論外 | |
まいにち投信 | 現金化までに時間はかかるが手数料と値動きを抑えられる |
それぞれの取引方法について詳しく解説していきます!
『ひな株』は最短で現金化が可能だが、手数料がかかる
『ひな株』を “購入 → dポイント利用 → 即売却” という流れで、簡単にdポイントを実質現金化することができます。
ひな株でdポイントを現金化するメリットとデメリットを考えてみました。
こういったメリットとデメリットがあると思います。
ここで鍵となるのが『ひな株』の手数料になると思いますので、一緒に再確認しましょう。
取引の種類 | 詳細 |
---|---|
ひな株 | 株価の0.5%相当×株数 |
dポイントの現金化には “購入 → dポイント利用 → 即売却” が必要となるため、必要な手数料は次の通り。
- 株購入時:0.5%相当
- 株売却時:0.5%相当
- 合計:1.0%相当
まぁ理論上はわかったけど、実際はどうなのよ?という声が聞こえてきそうなので、実際にひな株を取引してみました。
実際にひな株を購入→即売却してみた結果
購入約定してから1分も経たずに売却できるようになったので、その瞬間に売却指示を出して売却約定しました。
その結果、約1%の手数料が抜かれていることがわかりますね。
株価変動リスクは抑えられるが、手数料(スプレッド)が痛い
株のタイムセール開催時なチャンスだが、激戦必須
ひな株が最大7%OFFで購入できる “株のタイムセール” は先程紹介した合計1%の手数料を大きく上回るお得さがあるので、積極的に活用していきたいです。
しかし、株のタイムセールは不定期でいつ開催されるかわからないという不安感。
そして、タイムセールは激戦必須のお得なキャンペーンなので、すぐにお得な銘柄が売り切れとなってしまい、結局タイムセールで何も株が買えなかった…なんてこともあります。
ちょっと難易度高めの手法ですね
『ひな株USA』は論外!利用検討の価値なし
『ひな株USA』を “購入 → dポイント利用 → 即売却” という流れで、簡単にdポイントを実質現金化することができます。
しかし、dポイントをできるだけお得に現金化するという観点からは『ひな株USA』は論外となります。
その理由はこちらの手数料体系をご覧ください。
取引の種類 | 詳細 |
---|---|
ひな株USA(購入時) | 株価の0.7%相当 × 株数 ×(基準為替+30銭相当) |
ひな株USA(売却時) | 株価の0.7%相当 × 株数 ×(基準為替-30銭相当) |
何が言いたいかというと “ひな株USAの売買手数料と為替手数料がとにかく高すぎる” ため、わざわざ『ひな株USA』を利用するメリットは一切ないということになります。
dポイントを現金化するためにわざわざ為替手数料を往復で支払う必要がありますか?
ということで『ひな株USA』は検討すること無く、見送り一択で良いと思います。
『まいにち投信』は現金化まで時間がかかるが手数料が最安
『まいにち投信』も “購入 → dポイント利用 → 即売却” という流れで、簡単にdポイントを実質現金化することができます。
まいにち投信でdポイントを現金化するメリットとデメリットを考えてみました。
一見するとメリットが少ないように感じますが、これまでの『ひな株』と『ひな株USA』では約1%の手数料が気になていましたが、この問題を解消できるのが大きな強みですね。
ここで『まいにち投信』の手数料体系を確認していきましょう。
取引の種類 | 詳細 |
---|---|
まいにち投信 | 無料(解約時に基準価額に対して信託財産留保額(最大0.3%)が控除) |
このように『まいにち投信』では売買手数料が無料のため、効率よくdポイントを実質的に現金化することができます。
しかし、投資信託は購入・売却ともに約定までに時間がかかるため、値動きが少ないファンドを選んだとしても少なからず価格変動リスクにさらされることは覚えておきましょう。
これがお得にdポイントを現金化する最適解だと思います!
まいにち投信でdポイントを現金化する具体的な手順
さて、ここからは実際に『まいにち投信』の取引方法でdポイントを現金化するまでの具体的な手順を一緒に確認していきましょう。
【STEP①】購入する投資信託を選ぶ
dポイント現金化に向けて購入する投資信託選びも重要になってきます。
私が選んだ投資信託は “eMAXIS Slim国内債券インデックス” になります。
- 国内債券は日々の値動きが小さいから
- 信託報酬が安いから
- 信託財産留保額がかからないから
手数料がかからないとなると、一番心配になるのが価格変動リスクですからね。
値動きが小さいのが一番大事です!
【STEP②】大和コネクト証券に入金
先程も少し触れましたが大和コネクト証券では、ポイントだけで株や投資信託を購入することができず、資金を事前に入金する必要があります(現金購入後→dポイント利用という流れのため)
少し手間ですが、まずは入金しましょう!
「マイメニュー」→「入出金」→「入金」の順で押していくと、入金専用口座番号が表示されます。
この口座にまずは振込をしましょう。
【STEP③】まいにち投信の積立設定
まずは『大和コネクト証券』アプリを開きます。
「つみたてタブ」→ 画面左上の「まいにち投信」を押し、投資信託の中から「eMAXIS Slim国内債券インデックス」を選んで「まいにち投信」を押します。
現金化したいdポイント(月の上限30,000P)を積立金額を設定し、暗証番号を入力して「設定する」を押します。
【STEP④】投資信託のポイント充当
翌営業日、注文が発注されたあとに「投資信託積立注文」から「ポイントをつかう」→「dポイント入力」→「次へ」と押していくとdポイントを利用することができます。
ポイント履歴を確認するとdポイントがマイナスとなっており、しっかりとポイントが使われていることがわかります。
確認のため、投資信託積立注文ページで再度「ポイントをつかう」を押すと「既にポイント利用済みです。」と表示されます。
あとは投資信託が無事に約定するまでもう少し待ちます
【STEP⑤】まいにち投信の設定解除
【STEP③】でまいにち投信の積立設定をしましたが、今回の目的はあくまでdポイントの実質現金化が目的なので、このまま設定を継続しておくのはまずいですよね。
そのため、まいにち投信の設定を解除する必要があります。
『つみたて』タブを押すと、まいにち投信で設定した銘柄が表示されます。
つみたて銘柄と金額が表示されているタブを押すと「積立を停止しますか?」とアナウンスが表示されるので、「停止する」を押すことで設定解除が完了します。
【STEP⑥】投資信託の売却
投資信託が約定すると『資産を見る』タブより投資信託に資産金額が表示されますので、「銘柄詳細をみる」を押します。
「投資信託を売買する」→「投信を売る」→「確認画面へ」を押していきます。
投資信託の解約請求であることを確認し「暗証番号を入力」→「発注する」を押します。
「注文を受け付けました」と表示されればOKです!「注文一覧をみる」を確認すると、解約したい投資信託に売り注文が出ていますね。
あとは売り注文が約定するまで数日待ちます!
数日待つと、投資信託の資産金額が0円となり、現金が増えているのがわかります。
「現金」→「出金」の順で押していき、出金したい金額を選べばOKです。
これで無事にdポイントの実質現金化は完了です!
大和コネクト証券のお得な口座開設方法
さて、大和コネクト証券は多少使い勝手が悪いですが、dポイントを現金化することができる貴重な証券口座だと思いますので、持っていても損はないかと思います。
新規口座開設キャンペーンも結構魅力的ですよ!
もし本記事を読んでくださっている方の中で、大和コネクト証券の新規口座開設がしたい!という方がいましたら、こちらの記事をご覧ください。
お得なキャンペーンまとめと口座開設方法を丁寧にまとめておりますので、参考にして頂けると嬉しいです。
おわりに
本記事では “大和コネクト証券で手数料を抑えつつdポイントを現金化する具体的な方法” について解説しました。
dポイントは結構貯めやすい・使いやすいポイントで、共通ポイントの中では楽天ポイントと同等の地位を築いていると思っております。
こういったdポイント増量キャンペーンもたまに開催されているので「モッピー」や「ハピタス」といったポイントサイトを利用して積極的にポイ活している方にとっては、現金化が可能な大和コネクト証券の存在はとても大きいと思います。
ポイ活をしている方は知っておきたい方法ですね!
他にも節約・貯金に関する記事を書いていますので、是非合わせてご覧ください。
本記事が皆様の “貯金・節約・投資” に役立つことを祈っています!
それではー。
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